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うさぎ(新橋) [酒飲みの記録]

打ち合わせのために、午後から都内某所のプロジェクトルームへ出張していました。帰りは会社に戻らなくてもよいので、「うさぎ」に予約を入れたうえで、新橋に着いたのが17時50分頃。飲んでから帰ることを同行していた同僚に伝えると、「私も行きます」という返事。これはまったくの想定外で、しかも自分1人の予約しか入れていなかったのですが、やむを得ず案内していくことになりました。

予約していた18時ちょうどに店に入ると、店主のT木さんは開店準備の真っ最中、テーブルに団体客の予約が入っていたので忙しそうでした。人数が増えた件について了解をもらうと、2人でカウンターの端に落ち着きました。まずは、キリンのハートランド生で乾杯。自分のお通しには、ピリ辛らっきょ、いかの塩辛の2品をチョイス。

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お通し。


ビールを飲み干したところで、いつものように、T木さんが本日の酒を出してきてくれました。いずれも昨日のうちに飲めなかったもので、これらを順番に飲んでいくことにしました。同僚は私ほどには酒が飲めないので、非常にゆっくりとしたペースです。話題に上ったのは、職場や仕事のこと、外国での経験のこと、自分が趣味にしていることなどでした。

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本日の酒。


19時までにはテーブルの団体客も入ってきて、静かだった店内もにぎやかになりました。バイトのM蔵さんも入ってきてキッチンに。カウンターの上に置いてあった「鹿児島の黒ぶたみそ」が気になったので、T木さんに聞いてみたところ、先週末に行ってきた鹿児島のみやげだそうです。少しだけ分けてもらったのが下の写真。日本酒の肴としてもいけるのですが、焼酎の方がよく合うと思います。

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鹿児島の黒ぶたみそ。


そういえば、昨日飲んでいる間に、T木さんが鹿児島で仕入れてきた大量の焼酎が店に配達されてきたのでした。そうした焼酎が十数本、カウンターの端に並んでいる様は実に見ものでしたね。

19時半になったところでお腹も空いてきたので、適当に作ってもらいました。出てきたのは、肉じゃが、キンメ鯛の開き。

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肉じゃが(手前)、キンメ鯛の開き。


さて、ここで飲んだ酒は以下のとおり、自分が飲んだのは4合です。

  • くどき上手 純米吟醸にごり酒 原料米:亀の尾 精米歩合:50% 使用酵母:M310酵母 (山形・亀の井酒造株式会社)→冷や
  • 庭のうぐいす 春の生酒 純米吟醸酒 原料米:麹)山田錦・掛)夢一献 精米歩合:50% (福岡・合名会社山口酒造場)→燗
  • あぶくま 純米吟醸 無濾過生原酒 原料米:麹)山田錦・掛)五百万石 精米歩合:麹)50%・掛)55% (福島・有限会社玄葉本店)→冷や
  • 庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ 原料米:麹)山田錦・掛)レイホウ 精米歩合:麹)50%・掛)60% (福岡・合名会社山口酒造場)→燗

くどき上手の純米吟醸にごり酒は酸度-9の甘口で、米の旨味たっぷりの味わいの中に爽やかな酸味とほのかな甘味を感じます。爽やかでフレッシュな吟醸香もあって、喉越しもなめらか、軽快で上品なにごり酒でした。庭のうぐいすの純米吟醸酒(春の生酒)はぬる燗で。おだやかな香りに米の旨味がふんわりと広がる印象で、新酒らしいフレッシュさも多少感じられました。すっきりした後口です。あぶくまの純米吟醸無濾過生原酒はわりと好みの酸味、香りも味も落ち着いた印象で、まろやかな味わいでした。庭のうぐいすの純米吟醸「ぬるはだ」はぬる燗で。ほわっとくるようなやさしい味わいがありました。

まあ、当初の想定とは異なって同僚と飲むことになったわけですが、彼とはそれまで2人で飲んだことがなかったので、今回はちょうどよい機会でした。お互いについていろいろと話すことができたことですし、今後の仕事にとってプラスになると思います。酒にはあまり詳しくないという人でしたが、店の雰囲気は気に入っていたようでした。

そして20時になったところでお勘定にしてもらうと、T木さんに見送られて2人、店をおいとましたのでした。


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